京橋エドグランの北原コレクション展示「アメージング コレクション」

2020年9月27日、今日から展示替えされて始まった京橋エドグラン地下一階の展示スペースで開催の北原照久コレクションを見に行ってきました。
今回のテーマは「アメージング コレクション」映画やTVシリーズに関する展示で、一部は本当に撮影に使われたものでした。

興味深く見ていたら、北原照久さん本人がスタッフの方と来て展示の細部手直しを初められたので、挨拶して色々興味深いお話を聞かせていただくことができました。展示品の選定から展示の細部まで北原さん自身が細心の配慮をして行っているとのこと、深い玩具愛を感じました。
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トッツィトイのタンクトラック用タンクの製作

前報において、1925年製の米国トッツィトイ(TOOTSIETOY)のマックトラック用に荷台を作ったことをご報告しました。[https://swada.at.webry.info/202009/article_5.html
今回はその中でも最も苦労したタンクトラックの製作方法について説明します。
このモデルは全長約82mm、タンク部の長さが約45mmとなります。
オリジナルの写真をWEB上で探し構造を検討しました。タンクの断面形状が楕円の上、タンク下部が底板に食い込んだ形状となる、フィラーキャップが2か所に設けてある等正確に作るのが難しそうな要素がいくつか予想されました。

プラ板の接着組み立て構造とすることとし、まずは画像処理ソフトで断面形状を決めます。長径20mm、短径18mmの楕円、フレームを作って外側にt0.3mmの板を貼る構造とします。
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断面形状を原寸大に印刷し、t1.2mmのプラ板を3枚仮接着したものに貼付け、カッターとスクライバーとやすりで成形します。
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主なフレーム材を切り出した状態、できるだけひずみが出ない様、中心線をけがいておきます。貫通材は▢1.5と1.5×2.0の角材を組み合わせて使っています。
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流し込みタイプの接着剤を使って接着組立を行います。流し込みタイプ接着剤ははみ出しが無いので精密接着に向きますが、少しでも隙間があるとくっつきません。
中央のリブが中心からずれていて、上部貫通材が2本に分けてあるのは、フィラーキャップの場所を避けるためです。
外板用のt0.3mm板は少し大き目に切り出し、適当なサイズの棒に巻き付けて熱湯の中に入れて曲面の癖をつけておきます。これをやっておかないと接着剤を付けたとたんに割れてしまいます。
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同じ状態を裏返して見た状態です。底板に付ける部分の平面部分はこの様になっています。
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外板を貼って、底板の上に仮に乗せてみた状態です。まあまあ綺麗に貼れました。
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補強部分の帯状のt0.3mm板を張り付け、フィラーキャップ用のφ5mmの穴を開けます。フィラーキャップはφ5丸棒の端面を成型して、wave製の丸リベットを2個接着しておきます。
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フィラーキャップを接着し、底板も接着します。貫通材とリブの隙間はパテで埋めておきます。
大きなひずみも無く組み立てることができました。
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同じ状態を反対側、斜め前側から見たものです。
この後、金ヤスリ、スクラバー、ペーパーで角が立っている部分を削り形状は完成です。
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サーフェーサーで表面を整えたあと、ラッカー系塗料でセミグロスに塗ります。仕上げにエナメル系塗料で汚しとドライブラシをかけて完成です。
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トッツィトイのマックトラックの荷台作り

ちょっと前に1925年製の米国製トッツィトイ(TOOTSIETOY)の荷台が失われたマックのトラックのミニカーを入手して、ステーキトラックの荷台を製作したことをご報告しました。[https://swada.at.webry.info/202008/article_6.html
資料本等で調べを進めると、1925年に発売されたときに同じシャーシを用いて3種類の荷台を載せたバリエーションがあったことが判明しました。また、同時期にその3種類の荷台を取り換えて遊べる「No.170、Interchangeable Truck Set」が販売されていたことも判りました。
そこで、残る2種類のレプリカも作ってみました。

No,4638 Stake Truck:既報、荷台が縦横の木製柵状になって、家畜や飼料等の運搬に使用、他と色調を合わせるため再塗装
No.4639 Coal Truck:石炭運搬車
No.4640 Tank Truck:石油等を運ぶタンクローリー

WEB上の画像を検索、形状や寸法を割り出して、プラ板を接着して製作、ラッカー塗料で仕上げています。
製作難易度は Tank Truck(楕円断面のタンク製作)>Coal Truck(下側の斜面部分の合わせ)>Stake Truck でした。
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資料本の情報です。
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オキュパイド ジャパン製 ブリキの自動車

前回まで、鎌倉のタイニーバブルさんを訪問して、米国のトッツィトイ(TOOTSIETOY)の1920~40年代のダイキャストミニカーを4台入手したことをご報告しました。
今回はこの時、店主からもらったものです。
第二次世界大戦後、1947~52年の間、占領下の日本製「Made in Occupied Japan」のブリキ製自動車、全長約100mmです。
今年初めに米国買い出しで入手したものだそうで、底板等に製造国表示はありませんが、見せてもらった5台入りの紙箱にはMade in Occupied Japanの表示がありました。
当時、安く作られたと思われる小さなアメ車の玩具ですが、ルーフ部を別部品でツートンに仕上げ、グリルもめっきの別部品、金属製のタイヤはモナカ状に貼り合わせ等、当時の日本の職人のこだわりや技を感じることができます。
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トッツィトイの1947年式カイザー セダン

今回も前回に引き続き、鎌倉で入手したものです。[https://swada.at.webry.info/202009/article_2.html
米国トッツィトイ(TOOTSIETOY)の1947年式カイザー セダン(KAIZER SEDAN)、前報のキャデラックと同じ6インチサイズです。
実車は戦後直ぐの時代にデビューしたものですが、流線型のデザインは時代をかなり先取りしたものでした。
このミニカーはその先進的なボディデザインをかなり細長くデフォルメしてあります。
まあ、実車が特徴のあるスタイリングなのでカイザーらしなって感じ位かもしれませんがなかなか魅力的だと思います。
塗装や各部の状態も70年オーバー物としては上々でしょう。
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WEBで見つけた実車の写真です。
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トッツィトイの1948年式キャデラック

鎌倉にある、なじみのお店、タイニーバブルに行ってトッツィトイのミニカーを入手したことをご報告しています。[https://swada.at.webry.info/202008/article_3.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_4.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_5.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_6.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_7.html
今回も同じ時に入手したもの、3台目です。
米国トッツィトイ(TOOTSIETOY)の1948年式 キャデラック 60 スペシャル 4扉セダン(CADILAC 60 SPECIAL FOUR-DOOR SEDAN)、全長約150mmの大き目のサイズです。
第二次世界大戦直後の日本では貧しく混乱していた時代に、アメリカの富の象徴として頂点に君臨したクルマです。
ホイールアーチが無いボディですが、テールフィンが生え始めたボディのプロフィールやグリル周りの再現等、キャデラックらしい貫禄が感じられる良い出来だと思います。
オリジナルのグレーの塗装も比較的良く残っています。
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戦後すぐにこの薄さのダイキャストを量産成型する当時のアメリカの製造技術の凄さが感じられます
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WEBから拾った実車写真
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トッツィトイのオーバーランド バス

鎌倉にある、なじみのお店、タイニーバブルに行ってトッツィトイのステーキトラックを入手して、荷台を再生したことをご報告しました。[https://swada.at.webry.info/202008/article_3.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_4.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_5.html][https://swada.at.webry.info/202008/article_6.html
今回も同じ時に入手したものです。
同じ米国トッツィトイ(TOOTSIETOY)のオーバーランド バス(OVERLAND BUS)です。
資料本によると、1929年(昭和4年)に発売されたミニカーで、1926年製の実車を1/72スケールで再現したもののようです。
90年ものの貴重なミニカーですが、米国で買い付けてきたというこの個体、黄色でリペイントされているだけでなく、車軸からホイール、タイヤ(小径白タイヤ)も交換されている様、極めつけはグリルが黒に塗装されている、という残念な状態でした。

全面的に手を入れることはせず、グリル(内側からピンを慎重に叩いて取り外し)を銀色にペイント、タイヤを黒の大径細幅のリプロダクションタイヤに交換しました。かなり雰囲気は改善されたと満足しています。
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資料本の情報
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入手した状態、アメリカ流のオーバーレストア?(^^;)
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